生ハム原木を使った生ハムパーティーを楽しもう

ちょっとお洒落なレストランなんかに行くと、生ハムの足が1本丸ごと置いてあって店員が削っていたりしますよね。
あんな風に削りたての生ハムを好きなだけ食べれたらいいなって思うことはありませんか?
実はその夢、意外と簡単に叶うんです。
今回は、絶対盛り上がる生ハムの足一本、通称「生ハム原木」を使ったパーティをご提案します!

生ハム原木はネット通販で簡単に手に入る

生ハムの原木は何万円もするような高いイメージがあるかもしれませんが、モノによっては意外と安く手に入るんです。
そもそも生ハム原木なんてどこで買えるんだ?と思われるかもしれませんが、実は生ハム原木は、輸入食材を扱うようなネットショップで個人でも簡単に購入できます。
もちろん高級品となると1本10万円を超えるようなものもありますが、比較的小さいサイズの生ハムなら1万円程度でも十分手に入ります。
今回は手の出しやすい1万円ほどの生ハムを編集部が購入してみましたので、準備から実食まで詳細にご説明します。

グルメソムリエさんでお手軽タイプの生ハム原木を購入

生ハムを原木で、しかもお手頃価格で買えるショップはかなり限られていますが、今回は高級食材やワインを扱うグルメソムリエさんでトレベレス産パレタセラーノ・グランレセルバ16ヶ月熟成骨付き原木を購入しました。

グルメソムリエさんの生ハムは不定貫商品といって、値段が確定していません。
生ハムはそれぞれ重さが違うので、kg単価 x 実際の重量で値段を出します。
注文した生ハムは1㎏あたり2000円で、平均重量約5.4㎏なのでだいたい10800円(税抜き)前後の価格となります。
多少前後はありますが、この平均価格から大きくずれることはありません。
今回は5.5㎏の生ハムでしたので11000円の金額となりました。
 

届いた生ハムは食べるまでの準備が必要!

さて、注文した生ハムが段ボールに入って届きました。
早速開けて食べたいところですが・・・そこはぐっと我慢して手順を踏みましょう。
美味しい生ハムを食べるまでには意外と時間がかかるのです。

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恐ろしく大きい生ハムの段ボール。
この中に生ハムが丸ごとドーンと入っているわけですね。

今回の生ハムは冷蔵で届いているのですが、冷蔵で届いた場合、場の温度に慣らすために「段ボールに入れた状態で」1日放置します。
段ボールの中に納品書や詳しい手引書が入っていますので、それを取り出したら再び段ボールを閉めて1日放置です。
ちなみに、常温で届いた場合は1日待つ必要はありません。

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開けたらこんな状態です。
中に入ってる納品書や手引書を出したらすぐに食べたい気持ちを抑え、再び段ボールを閉じて1日待ちましょう。

さて、1日経ったらようやく段ボールから取り出します。
段ボールから取り出した生ハムは真空パックに包まれていますので封を開けずにこの状態でまた1日ほど放置します。
封を開けるまでにこんなに時間がかかるとは驚きですが、どうやらゆっくりじっくりと場の空気に慣れさせ、室温との差をなくさないといけないようです。
これだけ大きい食べ物ですから室温になじむのにも時間がかかるのでしょうね。
美味しい生ハムを食べるため、ここは我慢です。

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真空パックの状態でさらに1日放置。ゆっくりゆっくり温度に慣らします。

さて、真空パックの状態で1日が経過したところでいよいよ生ハムを袋から出します。
生ハムを袋から切るときは油がかなり出ますので注意が必要です。
汚れそうだったら下に新聞紙などを引いて開封しましょう。

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開封したての生ハム。油っぽいようなにおいが広がります。

開封したら、きれいな布やキッチンペーパーで生ハムについた油やカビなどをふき取っていきます。
この時に注意が必要なのが、生ハムの表面に塗ってあるマンテカ油という油を一緒にふき取らないようにすることです。
マンテカ油は生ハムの乾燥を防ぐために塗られているのものです。
生ハムをきれいにしたら、今度はキッチンペーパーなどにオリーブオイルを含ませ、磨くように表面に塗っていきます。
オリーブオイルで生ハムに潤いを与え、乾燥やカビから生ハムを守ります。

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表面の余分な脂やカビをふき取っていきます。ラベルやタグなども取ってしまいましょう。
ある程度拭き取ったらオリーブオイルで全体を磨きます。

さて、生ハムをきれいにしたらいよいよ台にセットです。
生ハムは専用台に固定することが必要ですので、もし専用台をお持ちでない方は購入しておくことをおすすめします。
また、その際は生ハム用のナイフも一緒に買いましょう。
生ハムを切るナイフは適度なしなりが必要なので専用のものがおすすめです。
グルメソムリエさんでも販売されています。

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編集部所有の生ハム台。下のネジに生ハムを指して、U字に窪んでいる部分に足を置いて固定します。

 

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固定したらこんな感じ。すごい存在感です。

さあ、お疲れさまでした。
いよいよここで生ハムカット、といきたいところですがすみません、この状態で更に1日置きます。
生ハムは酵母菌の働きで出来るものですが、真空パックから開けた今の時点では酵母菌はまだ眠っている状態なので、再び活性化させるため1日放置するのが良いとされています。
ちなみに、好みによっては1週間程度放置するのもいいそうです。
今回は気分的にとてもそんなに待てなかったので1日だけにしました。
合計3日、生ハムが目の前にあるのに食べらない状態というのは精神的につらい・・・

いよいよ生ハムカット!切りたての生ハムはお店では食べられない味!

そして翌日、お待たせしました、今度こそ生ハムカットです。
生ハムをカットするときは、足首あたりにナイフで縦に切り込みを入れてその後、切り込み部分から生ハムに沿って表面の部分を落としていきます。

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表面の部分はかなり固いので、最初に切り込みを入れるときは通常の包丁を使用する方がいいかもしれません。

表面の黄色くなっている部分は通常食べませんので、ナイフでそぎ落とします。
表面を削っていくと白い油の層が出てきます。
白い油の部分は食べられますが、油だけで食べるとちょっときついと思いますので、取っておいて料理などに使うのがおすすめです。
白い油の部分を抜けるといよいよ赤いお肉の部分が出てきますので薄くスライスして召し上がってください。

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表面の黄色部分と白い油の部分を抜けるといよいよ肉の赤身部分が登場。お好きなサイズに切って召し上がれ!

3日間も待たされようやくありつけたという感動もあり、切りたての生ハムはとにかくびっくりするほど美味しい!
お店のように薄く切るのが難しくてけっこう厚切りになっちゃったりもするんですが、それがまたお店では食べられないような濃厚な味で非常に美味しいんですね。まさに自分で切るからこそ味わえる美味しさです。
切るたびにみんながドンドン食べてしまうのでなかなかお皿に貯まりません。

生ハムはもちろんそのまま食べてもいいですし、パンやチーズと一緒に食べるもの美味しいです。
豪華にサラダに混ぜてもいいですし、パスタに使うのもいいでしょう。
なんせ原木ですから、大人数でも食べきれないほどの量です。
普段はできない贅沢な使い方をするのも醍醐味の一つですね。

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いろいろ準備してちょっと豪華な感じに。普段とは一味違うパーティーになること間違いなし!

 

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6人がかりで一晩食べてもまだまだこんなに。食べきるまでに何回パーティーが開けるやら。

今回の生ハムは5,5㎏ですからもちろん1回で食べきるのは不可能。全部食べたら(塩分的に)大変なことになります。
当然、上記のように余ってしまいますので次回のために適切な保存をしましょう。
生ハムの保存は、湿度や温度の高い時期を除けば基本的に常温で大丈夫です。
風通しのいい場所に台ごと置いておきましょう。
梅雨時や真夏など、湿度や温度が高い環境の場合はカビが生えやすいので冷蔵庫での保存の方がよいかもしれません。

保存する際はカットした面にオリーブオイルなどの油を塗るか、生ハムの白い油部分をナイフでこそぎ落として表面に塗るなどして乾燥から保護すると良いです。

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生ハムの白い油をナイフの峰や刃元でこそぎ取って・・・

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取れた油を保護油としてカット面に塗ると乾燥から防げます。赤身が見えなくなるくらい白く塗ってしまって大丈夫です。

その後は生ハムのカット面にキッチンペーパーを被せて、きれいな布等をかけて保存しましょう。
ちなみに、ラップで巻いたりすると生ハムがむれてカビが発生しやすくなるそうですのでラップはしないで保存しましょう。
編集部でもラップで巻いて保存を試してみたところ、10日くらいで青いカビが生えてきました。

ちょっとやそっとじゃ無くならない!何度でも生ハムパーティーが開ける!

生ハム原木の良いところは1回買ってしまえば何回も生ハムパーティーを開催できることです。
この生ハム原木の場合は一人でチビチビ食べつつ、様々な友人たちと合計6回ほど集まってようやく完食しました。
金額にすれば1回2000円程度で生ハム食べ放題気分を味わえたことになります。
生ハムは保存食ですので、ちゃんと保存すれば半年以上は十分もちますから途中で生ハムがダメになることもありませんでした。
これを経験してしまうと、正直お店で高いお金を払ってわずかばかりの生ハムを食べるのが馬鹿らしく思ってしまうほど・・・
普段はできないいろんな料理に使ったり、お店では食べられないような厚切りに挑戦したりできるところも魅力の一つです。

ホームパーティー、家飲み、宅飲み好きな方で、まだ生ハム原木を試したことがないという方はぜひ試していただきたいと思います。
盛り上がること間違いなし、きっと満足出来て生ハム原木の虜になることと思います。

ちなみに、塩分高めなので食べ過ぎには気を付けてくださいね。

今回の食材購入先:グルメソムリエ

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